時をかける少女

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

私が読んだのはこれじゃなくて鶴書房のでしたが。
初筒井康隆。そして久々のSF。なかなか面白かったです。
少し時代が古い感じはしたけどね。
標題作の時をかける少女よりも果てしなき多元宇宙のが面白かった気が。
多元宇宙の概念って大好きです。
最初にこの考え方を知ったのは那須正幹の「屋根裏の遠い旅」だったかな。
すごく魅力的です。何処かに今も普通に生活している
もう一人(あるいはそれ以上)の自分。んーむ。

時をかける少女、結局映画は見に行けなかったんだよなぁ。
この短い話をどうアレンジしたのか気になる。
全然原作とは別物らしいって話も聞いたけど。
こんど漫画立ち読みしてみようかなぁ。