5-18 殺人の資格

面白かったです。色んな意味で。
ただ、ストーリーはすごく考えることがあったんですが素直に楽しめませんでした。
自分が考えてた小説とオチが少し被っちゃってたんですよorz
"取り調べの悲劇によって無実の容疑者の家族が犯罪を犯す"ってのが。
なのでなんかすごく微妙な心境です。
でも右京さんの「答え」が聞けたからよかったかな。…うーん。
とにかく戸田山さんお見事でした。こんな社会派な話と思ってなくてびっくりしましたよ。
芝木は真面目な人間だったんだろうなぁ。熱心で不器用な人間。
贖罪の場なんて与えられなくて。ずっと引きずって。でも逃げて。
…だけどこれ、田ノ上さん(父)が自殺してなかったらどうなってたんでしょうね。
名誉毀損で訴えたりとか、そういうことをしてもきっと彼の世間の評判は戻らなくて。
自殺でしか恥をすすげなかったんじゃないかって思うと切なすぎる。
ペンは剣より強い。…強すぎる。
一人の人間にはいったい何ができるのだろう。


俳優さんの演技がすごく光る回でした。
特にビデオを見せられた時のトリオ・ザ・捜一の三人の表情が
「伊丹像」「三浦像」「芹沢像」を裏切ってなくて
やっぱり俳優さんたちはこの役を愛してるんだなーってしみじみ思いました。
特に目を伏せるいたみんの表情が秀逸。
川原さんは伊丹の憎まれ役でない面もちゃんと汲んでいるから素敵です。
芝木役の相島一之さんも素敵でした。もっと映って欲しかったなぁ。
そして一番気になったのが田ノ上啓役の辻本祐樹君!
予告であの声を聞いてからずっと気になってたんですよ。めっちゃタイプ…!
要チェックな役者さんのリストに入れとかなきゃ。
田ノ上青年の「罪に問われるんですか」「全部です」はなかなか胸にくるものが。
小ネタでは、エロ雑誌を山分けする五課のみなさんが素敵でした。笑
大木も小松もコーヒー派なんですね。(今さら
米さんのソフトは凄すぎです。何あれ。笑
右京さんの役に立てて嬉しそうな米沢さん。なんだか健気です。
しかしビデオの血の吐き方はあんまりに不自然だったなぁ。作り物ってのはウチでもわかったぞ。


●今日の芹沢君●
特命二人の話を聞いてる時の指遊びが可愛かった…!笑
トリオのそれぞれのアップがよかったなぁ。
今日のネクタイは白(薄ピンク?)でした。かわゆす。
鑑識さんの周りを三人でわら〜っと囲んでたのがなんか可笑しかった。笑
崇史さん目ぇおっきいです。そこが大好き。
いたみんの「特命係の亀山せんぱぁ〜い」は芹沢君のマネでしょうか?笑
そのいたみんは「刑事として、いや一人の人間としてまともな事」を言って
三浦さんに「正論だ」って驚かれてましたね。あれはウケた。笑
「でも大人気ない」ってツッコミ入れる芹沢君も素敵。笑
今日は伊丹先輩にはたかれずにすんだのね。
ちゃんと特命の先輩方にも礼する芹ちゃんがかわゆいです。