夜の蝉
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1996/02/17
- メディア: 文庫
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遊紫さんが元・郵便配達屋さんってわかって好感度急上昇。
本当に制服あるような仕事人さん*1大好きなんですよ私。
"あんどーさん"と"私"がどうなってくか気になりますね。
この本や文体のちょっとフワフワした別世界みたいな空気が好き。
よくこういう生活に憧れるけど、自分には無理だろうなぁと思う。
例えば"私"は憧れの円紫師匠に会って深い仲(笑)になるわけですが
自分だったらそこでガッついちゃって、そういう
いい関係にはなれないだろうなぁと思うのです。
というかそう実感する出来事も実際にあったしorz
だから余計この物語での"私"の世界が羨ましく思えてしまうのです。
イマイチ今回は謎解き的には「そうくるか!」ってのがなかった気が。
"朧夜の底"のは、こういうの真似する人いないんかなーてオモタよ。
以下備忘録。(ネタバレ有
- 朧夜の底(正ちゃんのバイトと内容万引き)
- 六月の花嫁(鏡の国のアリスと江美ちゃんの結婚)
- 夜の蝉(姉の失恋と姉妹の過去)
*1:鉄道、郵便、警官etc.