橋を渡ったら泣け

俳優・八嶋智人に魅了されました。すごすぎます。もうトリビアの人なんて呼ばない。

↓以下ネタバレ有


井上さんみたいな人間になりたいなぁ。わからなくてもいいじゃない。
でも多分自分は赤柳さんのタイプだな。きっと。
すごく考えさせられる話で、真剣に考えたらすごくぞっとするシーンもいっぱいあるのに
それでも笑いが絶えなかったのは、やっぱり生瀬さんの演出だからですかね?
劇あんま詳しくないからよくわからんですが。
真剣にやってて、すごくリアルで、なのにすごく面白い。不思議だなぁ。
途中感情移入しすぎて「栗田殺せよ栗田」とか思ってました。危ないな。笑
でも支配が栗田から佐田山さんに移るところ、すごくぞっとしました。
何の疑問もなしに威張る赤柳さんとか。「罰」や「処置」という言葉が出てくる所とか。
…にしても、長野さんと田中ちゃん影薄くなかった?笑
劇はポスターとはだいぶ印象違いましたね。最初に設定読んどいてよかった。
劇見ながら私が一番感情移入したのは赤柳さんでした。分野はわからないけども社会科の先生で
だから余計に"基準のない世界"はキツかったんだろうなぁって。
それに喝入れる奥さんがまた素敵でしたがね。カッコよかった〜!
トムソンは白熊ですか。笑
印象的だったと言えば、最後の方、佐田山さんが行ってしまったと知った時の
八代さんが物凄く切なくて、だけど物凄くリアルでした。
でも井上さんのあの天然っぷり…笑わせてもらいました。笑
なんでも「なぞなぞみたいな」って言っちゃってたけど、
最後に"目が七つでピョンピョン跳ねるもの"が出てきてなんだか感心。笑
栗田さんは「〜っち!」て。奥さんもツッコんでたけど、漫画のキャラか!笑
どうでもいいけど今回も下の名前"守"なんですね。(ホントどうでもいい
そういえば井上さんが金沢出身で私は妙にテンション上がりました。いいよ輪島塗。笑


戸田恵子さん綺麗な声でした。カッコよかった。
そして大倉孝二さん、足長くて背が高くてびっくりした。あんま長身なイメージがなかったから。
あと奥菜恵さん。なんかちょいクールなシャキッとした印象が勝手にあったのですが、
あのクルクル動きまわる空回りっぷりが本当に可愛かったです。
最後礼して袖に戻ってく時、八嶋さんがニコニコして戸田さんに何か声かけて、
戸田さんも笑ってたのがなんだか印象的でした。
六角精児さん、劇中目ぇひんむいてて怖かった!笑
本当にどんな役でも出来るのに特有のオーラがある、不思議な人だと生で見て実感。
そして小松和重さん。この方は今回初めて名前知りました。すごく素敵でした。


今日見るまでずーっと"橋を渡ったら泣け"のタイトルが不思議でしょうがなかったんです。
チラシ見ても渡るような橋すらないし。笑
それが佐田山さんの「橋を渡るまで、泣くのを我慢してたんです」ってセリフで
なるほど!ってなってなんだかジーンときちゃいました。
佐田山さんカッコよかったなぁ、最後。流浪の人。笑


今回はコクーンシートでしたがすごく楽しめました。
確かに見えない部分あったり手すりが邪魔ではあるんですがね、近いんですよ。
もうそれだけですごく感動でした。こっち向いてれば細かい表情までよくわかるし。
一回目の"裁判"のシーンで、八嶋さんと目が合った気がしてときめきました。笑


生で自分のよく知ってる役者さんのお芝居見て、もう本当にヤバイなと思いましたよ。
こりゃ取り憑かれるわ。魅力に。ホント。ヤバイ。