恥ずかしながら、初めてsupernovaを聞きました。
聞く前にB-PASSのコメント読んでたんだけどね、
実際に聞いてみて…泣きそうでした。
多分僕の涙が枯れてなかったら泣いてたんだろうな。
でも涙が枯れてない僕だったら泣かなかったかも。


いつか中学の国語の教科書で読んだ話を思い出した。
筆者がカウンセラーで、拒食症の女の子の話だったんだけど。
頭と体を切り離して考えてて、
「痩せてかわいい洋服を着せてあげたいから何も食べないの」
「お腹が減ったなんてわかんないな」って、
自分の事を自分の事として見れてない状況だったって話。

熱が出たりすると気付くんだ
僕には体があるってこと
鼻がつまるとわかるんだ
今まで呼吸をしていたこと

気づかせてくれる人ってやっぱ必要だよね。
僕も詩のとこを見てもわかるように体と頭を離す傾向があるので。
てか、体を痛めつけて頭がわらってる感じ。性格悪いからw
でもさ、結局僕は僕なんだよね。切り離しちゃいかん。


サボテンがこの前、枯れたんだ。
春だったか夏だったかに買ったサボテン。
枯れてしまったもんはしゃーないと、新しいものを買いにいって。
で、サボテンって色んな種類あるけど、どれを見てもしっくりこない。
そこで初めて気付いた。僕には「そのサボテン」じゃなきゃいけなかった。
枯れてからね、気付いた。遅かった。

あの丸いサボテンは、柔らかいトゲを抜かれても
何もいわずに僕を受け止めたサボテンはもうない。
結局同じ種類のを買って帰ったけど、なんかモヤモヤした喪失感があった。


僕は身近な人を亡くしたことがない。
だから怖い。毎日恐れている。
ガラスの眼をした猫がいつか星になることに怯えている。
だから逆に人に向かって死ねとか簡単に言える。
だってその世界は非現実的で、そして自分でそう口にすることで、
ますます現実味を薄められるから。


後で藤クンのカマキリの話をもう一回よく読んでみよう。
チャマの「自分は曲を汚すものでしかない」という言葉もよく考えてみよう。
…僕は彼らから答えをもらってはいけないんだろうな。
彼らからはヒントしかもらっちゃいけないんだろう。