本気出して考えてみた

昨晩もまた相棒チャット参加させていただいてました。
やっぱり他の人と話し、チラ裏でない何かを伝えようと
言葉を練るってことは自分の為になりますね。


結局私は刑事・杉下右京が好きになれないんです。
でも、それでいいと思ってるし、それを楽しんでいる。
例えば一番私が引っかかっている2-14「氷女」や5-1「最初の事件」。
罪を犯したというだけで本当に逮捕しなければならないのか。
罰せられなければならないのは本当にその人なのか。
私はそう考えて切なくなって、右京さんが本当に正しいか考えてしまう。
でも結局はその"本当に正しいことは何か"という私に出せない答えを
"法律"という明確な定規を使って割りきれる
右京さんが羨ましいだけなのかもしれない、と思ったり。
あと、やっぱり自分とは違う考え方からしか新しいものは生まれないから
好きになれないとか嫌いだとか言ってても、
つい右京さんを見てしまうんだろうなぁ、なんて。


犯人を見逃せばいいのかと言われればそれも違う。
だって右京さん刑事だし、そもそもそれやっちゃドラマにならないし。笑


逮捕ってのは第二、第三の犠牲者を出さない策。
刑務所ってのは更生施設。
それが私の理想とすることなんです。
人間の罪に償いは勝り得ない。
罪を償うってだいたいそもそもどんな事なんでしょうか。
人々の恐怖や不安の捌け口であっていいんでしょうか。
いくら長い間刑に服しても、出た時に同じことを繰り返しちゃ仕方ないし
だったらそもそも罪を犯すことになったきっかけを除かなきゃならない。
…まぁ税金でそれぞれの人間に
そこまでしてやる必要があるのかって話になるとまたあれですが。


…話が逸れすぎですね。
携帯だとまとまりがなくていけない。
考えてるうちに、杉下右京を恨むのはおかど違いな気がしてきました。笑*1


右京さんのもうひとつ嫌いな所。捜査方法。
まぁこれは私の大好きな捜一にも言えることですが。
例えば私の愛する芹ちゃん大活躍の5-3「黒衣の花嫁」における取り調べ。
結局いたみんとミウミウは最後芹ちゃんを連れて「謝るのも仕事のうちだ」と行きますが。
もし花嫁が犯人と決めつけられた取り調べを苦に自殺してたらどうなっていたでしょうか。
…そんなこと言っちゃ、捕まるものも捕まらないって言ったらそれも真なのですがね。
でも5-18「殺人の資格」の捜査二課の方々のような立場に
トリオや右京さんがいつ立つかわからないって気がするんです。
右京さんの捜査の仕方も嫌いです。
確たる証拠もないのに決めつけ捜査をしてるシーンはいっぱいありました。
後から確たる証拠は必ず出てきますが、
もし決めつけてた相手が犯人じゃなかったらと思うとゾッとするんです。
まぁ、そこを間違えるわけがないのが杉下右京な訳ですが。
でもそれは間違えるわけがない杉下右京だからといって許されていいのかって思うんです。
『刑事の仕事は結果オーライ。ではない。やっぱりではない。』


長々と語ってしまいました。
結局何が言いたいかはまとまってませんが。苦笑
こんだけ考えさせられる相棒はいいドラマだよ☆ってことで。(結論がおかしい


部屋に貼ってあるコンフィダント・絆のポスター、生瀬さん中井さんと
めっちゃ目が合って怖いです。笑

*1:いや、実際そうなんですがね