いとしの儚

鈴やん…………!


以下ネタバレ有↓


とにかく胸がキューンとなりました!
切ないよ。切ないよ切ないよ。
そして勝平ちゃん演じる青鬼が崇史さん演じる鈴次郎とイコールで繋がった時、
一人であぁ〜と納得してしまいました。台詞被せるのは微妙でしたが。
いま帰りの電車ですが、余韻がホワンホワンなっててテーマ曲がずっと頭の中で鳴ってます。


博打、といえば私が思い出すのは幼き日に夢中になったあのクールなネズミです。
彼のおかげで丁半博打がめっちゃわかりました。ありがとうイカサマ。
やっぱりサイコロは博打うちの命なのですね。
失うものがあっては博打うちはできない、ってのはやはり真理なのでしょうか。


山中崇史さん、本当に素敵でした。
あんな色んな表情できるんだから、もっとテレビも出て欲しいなぁ。
て言うか裸フンドシ………!生尻…………!!笑
放送禁止用語もバシバシ飛ばしてましたね。吹き出すかとオモタ。
芹ちゃんよりこっちの方が崇史さんにだいぶ近いんだろうなぁ。笑(どういう意味ですか
ストーリーテラー山口勝平ちゃんも素敵でした。やっぱり声がいいよね。
つかフツーにカッコよかった。惚れますよ。



てかこの劇、こんなエロ度強いなんて聞いてないっ!*1
サービスショット有、ホモ有、殿の●●はオッ勃つ、男達はアハンアハン…。笑
横山智佐さん可愛かったなぁ。鈴に育てられてた間が一番可愛かった。
結局一番の功労者は儚を「させず太夫」に育てあげた三木松ってことで。笑
鬼ズvs地蔵神は面白かった。「自分の台詞だけ丸で囲んどくの止めたほうがいいよ」て。笑
ゾロ政との賭けで賽子姫が鈴を鳴らすのをピタリと止めたの、すごく怖かったです。
ちょっと聞こえるようにしてやったのも気まぐれで、結局もう見放してたんだろうね。
まぁそれは守るものができてしまって博打に身を捧げきれなくなった鈴のせいだろうけど。


結局二人とも幸せだったんだよなぁ。切ないけれどもハッピーエンド?
だって儚は鈴を失って生きてもしょうがなかった訳だし。
鈴やんが途中でヘタレになってたのが意外でした。というか納得いかなかった。
「見捨てないでくれ」って言っちゃうのか、って。
でもそのヘタレで弱くて寂しがりなのに虚勢で殻作って生きてるのが鈴次郎だったんだろうなぁ。
と、全部見終わってパンフまで読んで考え直して思いました。
そもそもが鬼と勝負したのが間違いだった。儚が生まれなければ鈴は今まで通りの博打うちでいられた。
途中まで私の感想はそうだったんですよ。
でも、鬼と勝負して、夢を見ることを知って。温かさを知って。
その後たとえ全て失っても、それは鈴次郎にとってすごく大きなものだったんだろうなって
命を賭けても得てよかったものなんだろうなって思いました。
儚は諦めなかった。それがすごい。鈴次郎も諦めなかった。
自分だったら簡単に捨てちゃいそうで怖いな。大事な物ってなんだろう。
人のぬくもりが恋しくなりました。別の意味で切なひ。


ちなみに今回初めて見ましたいとしの儚。(というか崇史さんの舞台自体
扉座版も見たかったなぁ。まぁその頃まだ小学生だったから、仕方ないか。
パンフ見てみたら扉座の方もけっこう出てましたね。全然わからんかったですけど。
あ、でもLoveLoveLove10で見た横山仁美さんが出てた!嬉
そういえばロビーにあった送られたお花*2、相棒スタッフからのもありました。
というか、崇史さんへのはそれしかなかった気も。
勝平ちゃん宛てのがやたらありました。アイシとかデスノとか。智佐さん宛ても多かったかな。


んー。生まれ変わって儚になって鈴さんに育てあげられたい。
涙が出ないくらい感受性が干からびた自分が寂しいなぁ。
"胸"はキリリキリリと切なく痛みましたが。
だれかあいをおしえて。

*1:あらすじ(100日以内に抱くと〜)読んで気づくべきでしたか;

*2:劇終わって出たら花の香りがして泣けるんだまた!